銭湯の営みをいまに伝えるコーヒースタンド。-福寿湯(ふくじゅゆ)-

「津山で美味しいハンバーガーが食べたい」と思っているあなたにおすすめ!城東地区を散策しながら食べられる、『福寿湯(ふくじゅゆ)』のハンバーガーはいかが?

 

コーヒースタンド福寿湯のオーナー・廣戸さんにお話を伺いました。

 

コーヒースタンド福寿湯をはじめたきっかけはなんですか?

 

廣戸さん
僕はおじいちゃんおばあちゃん子なので、年を取ってなかなか外出しなくなったおじいちゃんおばあちゃんに、少しでも外出してもらえる場所を作りたかったんです。
福寿湯という名前の銭湯を改装して、2015年5月にオープンしました。
基礎部分は大工さんにお願いしましたが、内装ほとんど自分で作っています。家主さんに「好きなように変えてくれていい」と言われたんですけど、この場所に染み込んだひとの思い出や温もりを大切にしたかったので、銭湯が持つ良さを最大限に活かすようにしました。

最初は、机とパイプ椅子4脚で始めたんです。いま店内に置いてあるベンチはおじいちゃんの手作りですし、手すりは友達がつけてくれました。座布団はおばあちゃんが持ってきてくれたものです。
僕ひとりじゃなく、みんなで作っているお店ですね。

 

福寿湯はどういったところにこだわっていますか?

 

廣戸さん

当初からテイクアウトスタイルにしようと思っていました。テイクアウトだと、ハンバーガーやコーヒーを片手に、城東地区をブラブラ散策できるので。もちろん、店内でゆっくり味わっていただくこともできます。

あと、店内の座席数にもこだわっていて、知らない人同士でも会話しやすいような配置にしています。照明器具も自分で作りました。電球自体が水滴をイメージしたもので、もともと湯煙が上がったところから光が差すような感じです。

 

 

廣戸さん
近所の人が集まったり、観光客の方が来られた時に、「最近どうなの?」とか「どこから来たの?」とかいう会話がされるんですが、そういうのってお風呂場ならではの交流みたいに思うんですよね。そういったイメージに沿って、『福寿湯』というお店を作っています。

 

 

福寿湯はこれからどうなりますか?

 

廣戸さん
そのときどきで雰囲気を変えられるようなスタイルにしたいですし、自分の想いや考え方も変わっていくと思うので、『永遠の未完成』をテーマに、ずっと作り続けていきたいです。メニューが気まぐれなのもそういう理由だったりします(笑)。

いま考えているのは、床板を剥がして銭湯のタイルを表に出したり、番台があった場所にキッチンを移したりして、もともとの銭湯のカタチに近づけようかなと。銭湯時代があってのいまの福寿湯なので、おじいちゃんおばあちゃんの昔話を聞きながら、銭湯の面影を辿れたらなと思っています。

 

元総合格闘家・元和菓子職人という多彩な肩書を持つ廣戸さんは、とてもおじいちゃんおばあちゃん想いで、ご自身の世界をしっかりと持っていらっしゃる方でした。廣戸さんが作り出す福寿湯の空間、フード、ドリンクに魅了されること間違いなし。みなさまも是非、福寿湯に足を運んでくださいね!

 

【福寿湯データ】
住所:岡山県津山市勝間田町5
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日・その他
Instagram:@fukujuyu.53

The following two tabs change content below.
タカシマ ナミ

タカシマ ナミ

1981年生まれ。岡山県津山市在住。レプタイルの食いしん坊女将。 かわいいブローチ集めが趣味のアラフォー乙女。一年中ブローチをつけています。

Instagram:https://www.instagram.com/namisuke410/